コンテンツへスキップ

買い物カゴ

買い物カゴが空です

記事: VG-10・AUS-10・青紙鋼・4116鋼どれが正解?鋼材別の違いと選び方をプロが解説

VG-10・AUS-10・青紙鋼・4116鋼どれが正解?鋼材別の違いと選び方をプロが解説

包丁売り場で「VG‑10? AUS‑10? 青紙?」と鋼材の名前がズラッと並ぶと、どれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

実はそれぞれ、切れ味の鋭さや錆びにくさ、お手入れの手間などに違いがあります。

本記事では 鋼材の概要・錆びにくさ・お手入れのラクさ の3つに絞り、代表的な鋼材(VG‑10、AUS‑10、青紙鋼、4116鋼)が日々の料理でどう違って感じられるのかを、できるだけわかりやすく解説します。

VG-10ってどんな鋼?

VG-10包丁とは、日本製の高性能なステンレス鋼を使用した包丁の一種です。
VG-10鋼は、バナジウムやコバルト、モリブデンなどの成分を含んでおり、これにより非常に高い硬度と耐久性を持つことが特徴です。そのため、プロのシェフから家庭の料理好きまで幅広い層に愛用されています。

比較する鋼材の概要

  • VG-10:クロム・モリブデン・バナジウムにコバルトを加えた高級ステンレス鋼。高硬度 (HRC60前後) と耐食性の両立が特徴。

  • AUS-10:クロム量が多い国産ステンレス鋼。VG-10より若干柔らかい分、刃に粘りがあり欠けにくく、取り扱いがしやすいのが特徴です。

  • 青紙鋼 (青紙一号・二号):炭素量が多いハガネ系鋼材。非常に鋭い切れ味だが錆びやすく、研ぎ・お手入れ必須。

  • 4116鋼 (X50CrMoV15):ドイツ系ステンレス鋼。硬度はHRC56前後と低めだが、耐食性が高く扱いやすい。

錆びにくさの違い

錆についてはステンレス系のVG-10、AUS-10、4116鋼が断然有利です。

特にVG-10と4116鋼はクロムが多く含まれているため錆に比較的強い傾向にあります。

AUS-10は衝撃に強く、まな板に落としても刃こぼれが軽微で済むケースが多いのが嬉しいところ。

青紙鋼は硬さゆえに衝撃で刃が欠けやすく、塩分や水分も苦手ですが、その弱点こそ“研ぎ直しで鋭さを取り戻す楽しみ”と表裏一体と言えます。

メンテナンスの手軽さ

VG-10は適度な硬度があり、研ぐときは角度を揃えてゆっくり進めると失敗しません。

AUS-10と4116鋼は比較的柔らかいため、軽い力でも刃が付きやすく「初めて砥石を買った」という人に向いています。

青紙鋼砥石との相性が抜群で、数分の研ぎでも、紙をなめらかに切れるような鋭さが戻ります。ただし研いだ後は防錆油を薄く塗るひと手間が必要です。

自分の料理スタイルで選ぶ

料理の幅を広げたい人には、硬くて錆びにくいVG-10がまず失敗の少ない選択肢になります。
下ごしらえの量が多いなど多少ラフに扱うなら、粘り強いAUS-10が頼りになるでしょう。
包丁そのものを育てる感覚を味わいたいなら、青紙鋼が圧倒的な切れ味とともに充実感を与えてくれます。
調理のたびに“気楽さ”を最優先したいなら、扱いやすい4116鋼が心強い相棒になります。

迷ったら、“ちょうどいい贅沢”──完全無欠包丁という選択肢

ここまで様々な家庭用包丁の鋼材を徹底的に比較してきましたが、

  • 「プロ並みの切れ味に憧れるけど、扱いが難しそう…」

  • 「ちゃんとした包丁を長く使いたい」

  • 「でも、メンテナンスが面倒なのはちょっと…」

そんな“ちょっと背伸びしたいけど、現実的でありたい”という方にこそおすすめしたいのが、Tashinamの完全無欠包丁です。

この包丁は、VG-10鋼を刀身全体に100%使用した本焼処理を施したプロ仕様の家庭用包丁。鋭い切れ味を実現しながらも、薄刃設計で食材の入りがよく、「洗って拭くだけ」でOKなメンテナンス性の高さが特長です。

つまり、プロのクオリティを、家庭で扱いやすい形で実現した“いいとこどり”の一本。しかも、職人の手で一本ずつ丁寧に仕上げながら、3万円台という価格に抑えた、まさに「ちょうどいい贅沢」な道具です。

Tashinam 完全無欠包丁のお買い求めはこちら👇

完全無欠包丁は、切れ味・耐久性・美しさのすべてを兼ね備えた、プロ仕様の本格家庭用包丁です。

現在、予約販売限定で10%OFF!

完全無欠包丁の特長

  • 刀身すべてにV金10号を使用した本焼処理加工

  • プロも認める極上の切れ味

  • 職人による手仕上げで一丁ずつ丹念に製作

さらに、ご到着後7日間トライアル制度もご用意。実際に使ってから満足できなければ返品可能です。

細かく研ぎ澄まされた刃先が、肉・魚・野菜を問わず食材の繊維を潰すことなくスパッと切り、料理の美味しさを最大限に引き出します。

最高の一本を探している方へ。ぜひ一度、「完全無欠包丁」をお試しください。