Skip to content

Cart

Your cart is empty

Article: せいろのお手入れは本当に大変?購入前に知っておきたい「不安が消える」正しい付き合い方

せいろのお手入れは本当に大変?購入前に知っておきたい「不安が消える」正しい付き合い方

せいろに興味はあるけれど、「使い方がむずかしそう」「カビが心配」「手入れが大変なのでは?」
——そんな声をよく耳にします。

せいろはポイントさえ知ればとても扱いやすい商品です。
実は、定期的に使い続けた方が、高温の蒸気(100℃前後)により殺菌されるので、お手入れとしては最もおすすめなんです。

ここでは、せいろの購入をご検討中の方が特に気にされる「使い方の基本」 「お手入れの不安」をまるごと解消できるよう、最も実用的な情報だけをまとめました。

【Tashinam】特撰せいろ-国産ひのき仕立-
国産桧とヤマザクラを用い、岐阜の職人が仕立てた最高級せいろ

1. はじめてのせいろ:基本の使い方

せいろ調理は「蒸気をどう扱うか」がポイントです。順番に沿って進めていただくと、安心してお使いいただけます。

STEP 1:使う前に「さっと濡らす」だけでOK

乾いたまま火にかけると、木が焦げ・傷みやすくなります。
使う前にさっと水で濡らし、余分な水分を拭き取ってから使いましょう。
これだけで木の傷みをやわらげ、長く美しい状態を保てます。

STEP 2:鍋に湯を沸かす

鍋はせいろと同じか少し小さいサイズが理想的ですが、写真のように、せいろ専用受け台を使用することでお手持ちの鍋でも簡単に始めることができます。
沸騰してからせいろをのせると、温度が安定して蒸しムラを防げます。

STEP 3:せいろに食材を並べる

・せいろ底部にクッキングシートを敷く
・野菜は大きさをそろえると火の通りが均一に
・重ねる場合は、火が通りにくいものを下段へ(重ねすぎない)

ひのきの香りが優しく移り、素材そのものの味を引き立てます。

STEP 4:強めの中火で蒸し上げる

蒸気がしっかり立ち上がった状態を保つのがポイントです。
せいろは保温力が高いため、温度調整に気を遣いすぎる必要はありません。

STEP 5:使い終わったら水洗い → しっかり乾燥

特別な洗剤や道具は不要です。水洗いしたら風通しの良い場所で自然乾燥 を。
直射日光や食洗機は、木の歪み・割れにつながるため避けてください。

【Tashinam】特撰せいろ-国産ひのき仕立-
国産桧とヤマザクラを用い、岐阜の職人が仕立てた最高級せいろ

2. 購入前に最も多いご不安:「カビ」への対策

せいろをご検討中の方から最も多くいただく質問が「カビませんか?」というもの。
安心していただきたいのは、正しい乾燥を心がければカビは防げるということです。

ポイントは“乾かし方” ただひとつ

  • 洗ったあとは、布巾で水気を拭き取る

  • 風通しの良い場所でしっかり自然乾燥させる

  • 片付けるのは完全に乾いてから

これだけで十分です。
もし念入りに乾かしたい日は、割り箸を挟んで浮かせるように乾かすとより安心です。

3. せいろの長持ちにつながるお手入れ方法

「ひのきのせいろは手がかかるのでは?」
そう感じる方も多いですが、実際のお手入れはとてもシンプルです。

お手入れの基本(毎回)

  • 食材を取り出したら、ぬるま湯で軽く洗う

  • 油汚れがある場合は、たわしやスポンジでやさしく落とす

  • よく拭いて → しっかり乾燥

※ヒノキに含まれる精油(天然の保護膜の機能)が失われ、本来の抗菌・防カビ力を損なってしまうため洗剤は使用しないでください。

たまにやると良いケア

  • 匂いがついた場合:空炊きせず、数時間しっかり天日陰干し

  • 長期保管時:湿気を避け、通気の良いところへ

せいろは「手間をかける」道具ではなく、自然素材らしいシンプルケアで長く使える道具です。

4. せいろを安心して迎えるために

せいろを初めて使うとき、「うまく扱えるかな?」と不安に思うのは自然なことです。
ですが、せいろは昔から日本の家庭や料理屋で使われてきた、シンプルで続けやすい調理法でもあります。

タシナムとしても、その伝統的な使いやすさを大切にしながら、
・最初に押さえておくと安心な使い方
・多くの方が心配されるお手入れのポイント
・長く使うためのシンプルなコツ
を分かりやすくまとめました。

この記事が、「これなら自分にもできそう」と感じていただくきっかけになれば嬉しいです。

タシナム 特撰せいろ-国産ひのき仕立-のお買い求めはこちら👇

蒸す、その一瞬が特別な体験に変わる

タシナム「国産ひのきのせいろ」は、素材・調理効果・職人技――そのすべてにこだわり抜いた逸品。

国産桧(ひのき)とヤマザクラが織りなす国産材の美しさ、食材をふっくらと仕上げる桧ならではの調湿力、そして岐阜県の職人による丁寧な手仕事。

その融合が、ただ料理を蒸すだけの時間を、香りと感動に満ちた“体験”へと変えてくれます。