“ご自愛レシピ”と、わたしらしさ 料理家・橋本紗和さんが、料理や道具を通して伝えたいこと
がんばる毎日の中で、ふっと肩の力が抜けるような“ご自愛レシピ”を届けている料理家・橋本紗和さん。
InstagramやNadiaでは、旬の食材を使ったやさしいひと皿ごはんや、心と体に寄り添う発信が多くの共感を集めています。食材を無駄なく使う工夫、長く愛せる道具選び、そして「無理をしない」こと。日々の料理を通して紗和さんが大切にしている“わたしらしさ”とは——その想いを伺いました。
<プロフィール>
橋本紗和|ゆるっとさわごはん
Instagram [@gohantowatashi.1228]
蒸し料理や旬野菜のシンプルレシピを通じて「ほっと癒す、優しいひと皿ごはん」を提案。
Nadia Artistとしても活動中。

料理は「気持ちの土台」をつくるもの
ーー料理は、紗和さんにとってどんな存在ですか?
私にとって料理は、気持ちの土台を整えてくれるものなんです。
料理をしていると、ふっと無心になる瞬間があって、気持ちが落ち着く。『明日も頑張ろう』と思えたり、逆に立ち止まる勇気をくれたりするんです。
自分の機嫌を自分でとる手段の一つだと思っています。

「ちゃんとしなくていい」から続けられる
ーー日々の料理を続けられるモチベーションは、どこからきていますか?
モチベーションの源は、「頑張りすぎなくていい」と思える気の持ち方だと思います。完璧を求めすぎると料理ってどんどんハードルが高くなるけれど、「これくらいでいいか」と肩の力を抜いて作ったものが美味しかったら、それだけでうれしいし、少し自信にもつながる。そんな小さな満足の積み重ねが、「料理って楽しいかも」と感じられるきっかけになって、毎日でも続けられるベースになっている気がします。

長ネギとお揚げの豆乳うどん https://oceans-nadia.com/user/1029027/recipe/492422
「これが食べたい」という気持ちベースに
ーーレシピ開発のアイデアが思い浮かぶのは、どんなときですか?
例えば、「すっぱいものが食べたいな」とか、「味の濃いものが食べたいな」とかその時の体調や気分と旬の食材の組み合わせで考えています。あとは、これぐらいの気力ならこれも作れるなという気持ちベースでレシピ作りをしていく事が多いような気がします。発信しているレシピは、作った時の自分の気持ちが、そのまま反映されているような感覚です。

「がんばりすぎた」からこそ気づけたこと
ーー「がんばる毎日をほっと癒す」というスタイルにたどりついた背景には、どんな経験があったのでしょう?
社会人になりたての頃、一人暮らしを始めて「丁寧な暮らし」にすごく憧れていたんです。でも、頑張りすぎてしまって、全然続かなくて。
私はズボラで大雑把な性格なんです(笑)。

れんこんと粒マスタードのガレット https://oceans-nadia.com/user/1029027/recipe/490833
ーー理想と現実のギャップに悩むこともあったんですね。
ありました。でも、無理しない「ちょうどいい心地よさ」を見つけてから、すごく気持ちがラクになりました。誰もが何かしらの役割を抱えて毎日頑張ってる。その中で、毎日の料理が少しでも気持ちを緩めたり、ふっと緊張をほどいたりする時間になれば、あの頃の私みたいに、ちょっと救われる人がいるかもしれない。そう思って、今の発信につながっています。
「暮らしを彩る」選び方の軸
ーー日々使う道具や食器を選ぶとき、大切にしていることはありますか?
飽きずに長く使えるか、実用的か、そして「物語」を感じられるかどうかです。手に取るたびにちょっと気分が上がったり、自分の暮らしに丁寧さや喜びが戻ってくるようなものだと、毎日をごきげんに過ごせる気がして。

ーー道具との関係性も、大切にされているんですね。
「この子と一緒にいたら、私はきっとごきげんでいられるな」って思えるような感覚を大事にしています。
“完全無欠包丁”を愛用する理由
ーーTashinamの「完全無欠包丁」を使ってみて、どんな印象を持ちましたか?
「長く使い続けられる」というサステナブルな価値があるのはもちろん、日本の伝統技術を守り、受け継ぎ、未来へつなげていきたいという想いが込められているところに強く惹かれました。
ーー紗和さんの発信の軸でもあるSDGsの考え方とも重なる部分がありますね。
毎日料理で使うからこそ、日々「ものを大切にする」という感覚を思い出させてくれる存在です。料理という営みの中で、私自身もその循環の一端を担えているのかな、と温かい気持ちになります。
環境にいいからと無理に選ぶのではなく、気分が上がるから長く使い続けたいと思える「心地よさ」みたいなものを感じていて、その心地よさが、地球だったり、社会にも結果として優しい影響があるという自然なサイクルのきっかけ作りになれたらいいなと感じています。

「ゆるく、でも確かに伝わる発信を」
ーー今後の活動を通して、どんな発信をしていきたいと考えていますか?
「頑張らなくていい」という感覚を大事にしたくて、無理しなくても自分の好きな範囲で、たとえばちょっと野菜を切るとか、湯気が立つ瞬間とか、スープがコトコト煮える音とか、そういう小さな料理の一コマが、ふっと心をほぐしてくれる気がするんです。そういう“ほっとする感覚”を、料理を通じて届けていきたいと思っています。
あとは、野菜を皮ごと使ったり、根元まで丸ごとおいしく食べるとか、食材を大切にすることも、これから伝えていきたいテーマのひとつです。贅沢じゃなくていい、でも気づけばそばにあるようなレシピを、細く長く発信していけたらなと思っています。
ーーまさに紗和さんのレシピは、無理なく心をほぐしてくれる存在ですよね。最後に紗和さんから、皆さんへひとことお願いします。
ズボラな私だからこそ、気分が上がる道具や、長く使いたいと思えるものを選ぶことが、自分にとっての心地よさにつながって、それが巡り巡って社会や地球にもやさしい選択になることがある。
そんな自然なサイクルのきっかけを、発信を通じて届けていけたらうれしいです。すべての人に共感してもらえなくてもよくて、もし何か一つでも暮らしの中に取り入れてもらえることがあれば、それだけで十分うれしいです。
👇紗和さんの完全無欠包丁レビュー動画はこちらから👇
👇紗和さんの完全無欠包丁を使ったレシピ動画はこちらから👇
紗和さんが愛用する【完全無欠包丁】とは
VG-10(V金10号)という高級ステンレスを刀身の100%に使用し、切れ味・メンテナンス性・デザインの 3 拍子がそろう Tashinam のフラッグシップモデル。刃物産地の岐阜県関市で 熟練の職人が1 本ずつ仕上げるプロ仕様の本格家庭用包丁です。

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完全無欠包丁の特長
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刀身すべてにV金10号を使用した本焼処理加工
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プロも認める極上の切れ味
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職人による手仕上げで一丁ずつ丹念に製作
さらに、ご到着後7日間トライアル制度もご用意。実際に使ってから満足できなければ返品可能です。
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